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アルコール障害/摂食障害

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広島市、安佐南区、心療内科、精神科、うつ病、パニック障害、不眠症

診療案内

1)アルコール依存症
2)過食症と拒食症

1)アルコール依存症

アルコール依存症の人がひと口でも酒を飲むと、自制が効かなくなり、次第に飲酒量が増えていきます。それでいて、無理に酒をやめようとすると、禁断症状(離脱症状)が出ます。アルコールの離脱症状とは、手の振え、汗が出る、眠れない、不安、恐怖、興奮、時には幻覚などの症状です。

アルコール依存症は、人間関係の病でもあります。

まず、淋しがり屋が多いことが特徴です。幼いころ、家庭の中で淋しい思いをした人が多いのです。淋しい思いをする理由は、様々です。親が病弱だったり、親が酒乱だったりという場合があります。逆に、親の仕事が忙しくて、子供が親にかまってもらえなかったという場合もあります。

そして、ひとりになると、過去の淋しかった体験がよみがえってきて、酒で紛らわすようになります。

根は淋しがり屋ですから、いつも、人との深い絆を求めています。その結果、いい意味でも、悪い意味でも、他人の影響を受けやすくなります。他人が淋しがっていると、一緒になって淋しくなる。他人が酒を飲んでいると、一緒に飲みたくなる。だけど、人の感情を肌で感じることができるのだから、それがいいこともあります。

この特徴を、治療に生かすことができます。断酒会(広島県断酒会連合会、広島断酒ふたば会)や、アルコホリクス・アノニマス(略してAA)などの自助グループに参加して、お互いの体験を語り合い、いい影響を受けあえばよいのです。

断酒補助剤・レグテクト(商品名)には、飲酒したいという欲求を抑える効果があります。しかし、薬の力だけで断酒はできません。心理社会的治療も、必要です。心理社会的治療の中では、断酒会、AAなどの自助グループへの参加が特に重要です。断酒の3本柱は、専門医に診てもらうこと、抗酒薬の服用、自助グループに通うことです。
朝日新聞の以下の記事を、ご覧ください。

2)過食症・拒食症

たいていの人は、ダイエットを始めても途中で失敗します。どうせダイエットに失敗するのであれば、早い段階で失敗した方がいいのです。後になって失敗するほど、反動で過食するようになります。これが、過食症です。

ところが、ごくまれに、最後までダイエットをやりぬく人がいます。そうなると、行きつく先は拒食症です。この人たちには、2つの問題点があります。

ひとつは、他人から認められたいという気持ちが強すぎることです。過食症と拒食症にも、「人間関係の病」としての一面があります。この点では、アルコール依存症と似ています。

もうひとつは、物事をほどほどに、いい加減にすることができないという問題点です。

回復のためには、まず、自助グループが必要です。日本アノレキシア・ブリミア協会(略してNABA)という自助グループは、全国的な規模の団体です。広島市を中心に活動しているのが、OA(オーバーイーターズ・アノニマス)広島ひまわりグループです。次に、もっといい加減に生きる必要があります。ちなみに、NABAが発行する機関誌のタイトルは、「いい加減に生きよう新聞」です。

過食・拒食症者が回復し、成長するための10ステップ(一部抜粋)

参考)NABAによる「過食・拒食症者が回復し、成長するための10ステップ」(一部抜粋)

  • 私たちは痩せることへのこだわりから離れられず、この執着のために日々の生活がままならなくなっていることを認めた。
  • 痩せることへの執着は、他人の評価を気にしすぎるところから始まり、自分の意志の力を信じすぎたことでひどくなったことを理解した。
  • 今までの生き方を支えてきた意思の力への信仰をやめ、他人の評価を恐れることなく、あるがままの自分の心を身体を受けいれようと決心した。
  • あるがままの自分を発見するために今までの生き方を点検し、両親との関係から始まる人間関係についての点検表をつくった。
  • 上記の点検表を、先を行く仲間に見せて語りあい、真の自己の発見につとめた。
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